ぼんぢりのチラ裏

ついったーより長めの文章を書きたいときに書きます

『魂でもいいから、そばにいて ー3・11後の霊体験を聞くー』を読んで

どうも、ぼんぢりです。

 

8/14,15の大分ぷち旅行の時に読んだ本があります。

 

『魂でもいいから、そばにいて ー3・11後の霊体験を聞くー』

https://www.shinchosha.co.jp/book/404902/

 

今年の1月に購入したのですが、寒い季節にはちょっと辛いものがあったので

夏のお盆というこの上ないタイミングで再度手に取りました。

 

元々怖い話は大好きで、こちらを購入する際も

『恐い間取り』 と悩んで決めました。

決め手は、見ず知らずの幽霊に恐怖を与えられるより、亡くなった愛する人

会いに来て不思議現象が起きる方が現実味があると感じたからです。

 

この本は、3/11でご家族を亡くされた方に起こった不思議な現象を

著者の奥野さんが現地で取材し、計16個の実体験としてまとめられています。

 

どの話もリアルに3/11当日のことや現象が起きた時の描写が記載されており、

読み進めていく中で辛くなったり感動したり、様々な感情が湧いてきました。

 

読んでいて気付いたいくつか共通する点がありました。

・亡くなった日時、遺体の見つかる日時の直前に起きていることが多い

・実世界ではなく夢で出てくるケースも多い

・電子機器類は割と起きやすい?(メールが届く、電話が繋がるなど)

・全てに共通して存在を感じても怖くない 

 

私は祖父以外は健在なため経験したことはないのですが、

夢もよく見るし、子供のころは人型のもやは見えていたので

これはあり得そうだなと感じました。

(祖父の時にも気配を感じた経験はあったのですが、確信はないため割愛)

 

亡くなった家族からメールが届くなんて、他人から見ると恐怖ですが

実際自分の家族が亡くなったら、毎日でもメール欲しいと思ってしまうはず。

 

他、感じたこと箇条書き

・オガミサマ(東北伝統のイタコ)を通じて亡くなった方からの言葉を

 ご家族に伝えているケースがあったが、イタコさんの仕事はある意味

 カウンセラー的な要素があるんだなと感じた。

 イタコだったり占い師だったりの言葉を信じるかは聞いた人次第だけれど

 そういったスピリチュアルな職業って人の心を癒したり話をきいてあげるという

 役割も含まれているんだなーと。

 

・死んだあとどの程度この世に干渉出来るのか分からないけど、

 何か合図を決めておこうかなと思った。終活の一環?スマスピ鳴らすとか。

 

・改めて、いつ何が起きるか分からないし、年齢順に去るわけでもないので

 普段からありがとうを伝えるとか、必要事項を記載しておくとか

 しておいた方がいいなと思った。

 

・小さい頃に持っていた第6感みたいなものはどこへ消えた??

 (小学校低学年くらいまでは10階自宅のベランダにいる人がぼやっと見えてて

 親に伝えたら超ビビってたけど、怖くないよ、見守ってくれてるんだよって

 伝えてた。そういうのがいつの間にか見えなくなった。)

 

 大人になっても微力に持っていると思うんだけど、無意識になかったことにしてる

 気がしてきた。何かあったらこまめにメモろう。

 ぼんぢりは鈍くさいからじーちゃんとか先に旅立った人たちが

 絶対フォローしてくれてる気がする。

 

内容気になった方はAmazonで中古でもあるようなので読んでみてください!

幽霊へのイメージががらっと変わるかも。

 

以上、お盆っぽいブログ投稿でした。